LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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母との別居を考える。


話が、急展開したのである。
昨日母が、自動車の名義変更をするからと言って、わたしにサインを求めてきたのだが、実際車に乗るのは叔父なので、わたしはそれを断った。
すると彼女は、尋常ならぬ怒りようで、「もうあんたには永久に頼まん!」と、書類を机に叩きつけ、
金切り声で猛り狂り、ドアをけたたましく打ちつけて、家中に不満をぶつけたのである。

そして、わたしは思い出した。
彼女はもともと気性が荒く、自分の思う通りにならないと人や物に当たり散らし、そばにいる人間を威圧するのだ。

わたしはべつに、駄々をこねて頼みを断ったのではない。
純粋に、お金が絡む書類にサインしたくなかっただけだ。
とくにこの叔父は、職業柄運転が荒く、今度事故をしたら刑務所入りなので、そんな人に車を貸したくないという気持ちは、誰だって持つだろう。
「大丈夫やから、大丈夫やから」と、ただ繰り返すばかりの母に、わたしは強い猜疑心を持った。
万が一、事故を起こして、事実上車を所持しているのは叔父だということがバレたら、どうするのか。
責任の取れないことをするべきではないと考えるのは、間違ったことではないだるう。

わたしは母の剣幕にいたたまれなくなって、とりあえず5日ぶんの薬を持って、家を出た。
そして自分のマンションで、母とのこれからの生活について深く考え込んだ。
考えても考えても、「無理な気がする」だった。
今回のことで思い出したのだが、いままでは父が防波堤になってくれていたのた。
でも、彼が亡くなったいま、母の理不尽な怒りは、わたしをもろに直撃する。
こんな生活が、10年20年続けられる筈がない。
実家を出るときが、来ているのかもしれない。

わたしは、そうなったらどうするかをあれこれ考えた。
やっぱり作業所勤めはしなきゃいけないだろうな。
来る日も来る日も、時給800円そこらか。
こう言ったらなんだけど、知的障害者と一緒なのは辛いだろうな。
病状によっては続くかどうかわからないし、どこまでも未知数だ。

仕事ができなければ、数年後にマンションを売って、安い公団にでも住むか。
それが、いまのわたしの身の丈に合っているような気がする。
家はボロでも心は錦。
いまのわたしは、財産保持や将来の母の介護に怯えて、ちっとも自分を楽しめていない。

まずは、インターネットの移動や、必要なものをどうやってマンションに運ぶかなどを、ちょっとだけ考えた。
実家には、愛猫や、陽のあたる気持ちのいい部屋があるので、ほんとうに名残惜しい。
でも、あの母親の支配欲の傘の下で、じっと耐えているのはたぶん無理だろう。
うまく折り合いをつけてやろうとしていたのに、残念な結果になりそうだと思う。

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