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年末に思うこと


今日は、年末ということで、スーパーで母と買い物をしたあと、実家へ戻るはずだったのだが、母が風邪をひいたということで、予定が明日に変わった。
なんとなく、寿命が一日延びたという感じで、ほっとする。

母とは、小さい頃から性格が合わなかったので、大人になったいまでも、いわゆるスープの冷めない距離にいるのがいい。
実は冷めてもいいんだけど、向こうも高齢なので、あまりに遠くへ行くと、なんとなく良心が咎める。

とりあえず、予定が変わってしまったことで、わたしは、食べ物を、昨日すべて整理整頓してしまったことを思い出した。
そこで、すぐそばのスーパーに入って、カキフライだのキャベツだの食パンだのを買った。
それにしても、野菜が高い。
スーパーは、高齢者で混雑していた。
お正月なんだなぁと感じるが、いまいち実感として湧いてこない。

帰宅してから、一人の部屋に満足して、わたしは椅子にどっかりと座った。
自分で生計を立てることは、日常生活の充実感につながる。
これがないと、いつまでたっても、自立した気がしない。
たとえ障害者で、日常生活が困難であってもだ。
たぶんできる限り、住まいを確保して、ヘルパーを調達して、自分で生活をするのが望ましいんだろうな。
そういうことを、したい人もしたくない人も両方いると思うけど。

それから、数日前に連絡した病気仲間のI(♀)ちゃんから、またメールが来ていたことを思い出した。
作業所のことを教えてもらおうと思ったのだが、いつのまにか話が、生活保護のことになり、そしてまた今度は、わたしの生活保護への道を教えてくれるという話になっている。
しかし困ったことに、わたしはまだまだ、生活保護という経済状態ではないのだ。
Iちゃんに、ちゃんと説明しなかったのが悪いのだが、Iちゃんはもう、わたしがかなり切羽詰まっていると思っていて、「家を売るならいまのうち」と言っている。
しかし当たり前だが、不動産はそう気安く売れるものではなく、どう返事したらいいものか迷っている。

そんなこんなで、実家にいたときよりも、ずっと早く一日が過ぎていき、わたしはマンションのドアを見ながら、この先ここで、どんな経験をしていくのかなと思った。
そして、父親のことを少し考えた。
いまでも、いなくなったことが、よくわからないけど、いい人だったなと思う。
7年前、このマンションで、わたしが激躁状態で、訳が分からなくなっているとき、父は「いま、小学五年生ぐらいやな」と言い当てたので、びっくりした。
あのときなぜか、子どもがえりしていたんだよね。
なぜわかったのかなと思う。

スーパーからの帰り道、わたしは、桜の木を見て思った。
あと何年、この桜を見ていられるのかな。
わたしは、おばあさんになっているよな。
先のことなんてわからない、そう言いながらも、わたしはまだ、遠い遠い先のことを考えている。
由巳ゆみ.
Posted by由巳ゆみ.