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いろいろあった今年

mikan

昨日、自宅マンションから、実家へ帰ってきたのである。
有難いことに、母は風邪をひいており、いつもの半分くらいのパワーしかなかった。
キンキン声でしゃべられなくて済むので、楽である。

そうして、夜はおでんを食べた。
年末年始は、特別なものを食べず、雑煮以外はふつうにする予定である。
「そば、いつ食べる?」とわたしが聞いたら、母は「明日の昼、食べよう」と言った。
そばは、平常でも食べているから、これは年末行事とは言い難い。

熱でぼーっとしている母は、こたつに入りながら、「お父さんもあんたも一気におれへんようになって、淋しくなったわ」と言った。
でもその声は、もうすっかり諦めたという雰囲気を帯びていた。
この人は、根が強くて堂々としているから、ここで余計な同情は必要ないのである。

わたしは、「人一人が消えるって、不思議やなあ」と言った。
その言葉を、母はまともに受けなかった。
まあそうだろうな。
わたしは、型通り「お父さん、いなくなって淋しいわ・・・」とは言わないのである。

しかし、父の遺影を見ていると、ほんとうに不思議な感じがしてくる。
夏には、ちゃんと歩いて話していたのに。
あの人が、消えていなくなったなんて、ほんとかなあ。
死って、その人にとってはそれは重大なことだけど、ほかから見れば、簡単なことなのかもしれないな。

今年は、ものすごくいろんなことがあった。
秋に、ダイエットと酒と精神薬の合わせ技で死にそうになり、それがきっかけで、16年ぶりくらいに身体が10kgくらい軽くなり、そのため自転車が乗れるようになったり、お風呂に入れるようになったり、不思議なことが起こった。
そして父が亡くなり、わたしは7年ぶりに、実家から自分のマンションへ居を移した。

来年もまた、いろんなことが起きそうな気がする。
久しぶりのマンション生活のスタート、久しぶりの一人暮らし。
経済的な不安は残るけど、本来の自分の生活を楽しみたいな。
家計簿をつけて、収支を見合わせて、ここを削ろうとかいろいろ工夫して生きよう。
そういうのは、もともと割と好きなのである。

そして、今年の始めは母と一緒に過ごす。
いつものんびりしているけど、ことさらのんびり、お雑煮を食べて過ごそうと思う。
由巳ゆみ.
Posted by由巳ゆみ.