LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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相席バーのこととか

whisky

今日は診察日だった。
わたしはこの二週間であったことを、H主治医に報告した。

「壁に釘を打って、お隣さんに抗議されたんですよ・・・」
「壁? コンクリート? それはちょっと・・・、石膏ボードならともかく」
「精神病患者やってばれるんじゃないかと怖くて」
「考えすぎやろ。ふだん、何も考えることないんやろ?」
「はい」
「デイケアに来たらええのに」
「ん~~。障害者ばっかりで集まってるのって、どうかと思うんですよね。先日も、作業所で働いている人が、精神病院に入院したいとか言うし、生活保護の15%は精神病院に入院してる人やっていうし、どうもみんなでそういう方向に流れていくのかなって」
「うーん」

とまあ、こんな話をしたのであるが、じつはこれは本音ではなく、本音はデイケアのスタッフの態度が気に入らないからなのだった。
わたしの病気は、気分が上がったり下がったり、そのときどきで性格が変わるので、ふつうの人はもちろん、プロの精神保健福祉士でもやりづらいと思う。
ただわたしから言わせれば、この人たちは、わたしが上がったときの過激な言動がわたしそのものだと捉えているので、躁が下がって落ち着いているときの扱いが失礼なのである。
幼稚園児に話しかけるみたいに、大袈裟な身振り手振り表情で、同じことを何回も言って聞かせて、まるでこの人は噛んで含めるように言わないとわからないから、と言いたげである。
双極性障害のすることは確かに荒唐無稽だけど、それは知能とは関係ないんだけどね。

その後、先生は暇さえあれば訊いてくる「カレシはできたん?」を発した。
「相席バーってあるの知ってる?」
「なんですか、それ」
「女性はタダで飲んでて、それを男性が相席して・・・、このまえ聞いたんは、知り合いが36歳の人と最後はラブホ」
「あ~~出会い系ですか。男女が最初からサシで飲むと、必ずそうなりますね」
「結局、人間は食べて寝てそれだけやからね」
「生殖が目的ですから」

なんだかよくわからないが、ちょっと前まで、カレシ探しにお見合いパーティを使っていたわたしなので、その類似として「相席バー」を示唆したのかな。
でもわたしは、お見合いパーティだの何だののアホらしさをつくづく味わったので、もうそっちはいいですって感じ。
「これからは、クズは切り捨てて、自分を引き上げてくれる人とだけ付き合います」と言ったら、先生は即座に首を縦にした。
ほんとうに、これからは出会う人によって人生が変わると思って、一人にならないための人付き合いはやめるつもりなんだよね。

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