双極性障害の映画を観て

popcorn

昨日は、恐ろしいことに自分がキチガイであることを自覚してしまった。
朝から、朝鮮半島の恐怖から逃れられず、部屋で一人でブツブツつぶやいていたのだが、昼すぎ、いつもの散歩に出たら、やっぱりブツブツつぶやいているのである。

それと、最近わたしは歩いていて、後ろを振り返るクセができているのだが、ふと気がつくと、ブツブツつぶやきながらキョロキョロしている、とてもヘンな人になっていた。
あーそうか。キチガイって、こういう機序でそうなるんだ。
これがもう1ステップ上がると、ブツブツキョロキョロ、靴下が片方だけになっていたりするんだろうね。

これではダメだと思いながら、ぼーっとテレビを観ていたら、ふと洋画が始まって、なんとこれが双極性障害をもつ二人の男女のラブストーリーだった。
えー、なんとタイムリーな・・・、と観ていると、うーん、アメリカでも日本でも患者の素行って同じねー。当たり前だけど。
患者が、家の中で興奮して大暴れして、家族がオロオロ見ているあたり、そうなのよ! って感じである。
興奮し始めると、とめどなく大声になって、周りがこれまたオロオロして、静かに、静かに!とかもう、どこもそんな感じよ。

さて、そんな男の相手になる女が、やっぱりヒステリックでキレるとギャー! って叫びまくるのである。
ほんとういうと、現実だとこの時点でこの二人は憎み合って終わりなんだけどね。
でもまーそこは、ドクターが「お互い友だちが必要なんだよ」ということで、都合よく話は続いていくのである。

だが途中から、展開がふつうの家族愛&ラブストーリーになり始めたので、わたしはなんだ、双極性障害は主題じゃないんだなと理解した。
まー「カッコーの巣の上で」みたいな展開になったら、そりゃ果てしなくゲンナリするけどさ。
最後はなんか、イルミネーションのロマンティックな街で、ようやく二人は結ばれて、あっけに取られるほどめでたしめでたしだった。

しかしまー、患者の立場から言わせてもらうと、幻聴はある場合もあるけど、PTSDのような現れ方はしないんだよね。
主人公は、女房? の浮気現場を見てしまって? とにかくそのとき流れていた結婚式の曲を聴くと暴れるのだが、こういうのは双極性障害らしくないよ。
統合失調症の人だって、過去を思い出して取り乱しているんじゃない。
そういうのは、PTSDの人じゃないかな?
精神病患者が暴れていると、理由はミソもクソも一緒にされてしまうが、じつは全然べつだ。

とまあ、キチガイについての解説だけは一人前にできるようになり、これが17年間仕事をしてこなかったわたしの仕事なので、仕方ない。
ほんとうに、同級生たちがその間、毎日その道のスペシャリストになってきたわけだから、当然わたしは蛇の道について詳しくなるわけだよね。
困るのは、この知識がまるで使えないってことだよ。
生産性がないっていうのは、こういうことだよなと思う。

プロフィール

由巳ゆみ.

Author:由巳ゆみ.

2000年うつ病と診断される。
2010年躁うつ病と診断される。
現在は精神障害者として一人闘病生活を送っている。
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