孤独のリスク

kizetsu

昨日は、考えごとをしていて、ある大変なことに気がついた。
もし、わたしがバタッと倒れて、動けなくなってしまったら?
何日経っても腐っていても、誰もそのことに気がつかないのだ!

わたしは、なんとか2・3日以内にでも、誰かにSOSを受け取ってもらえるようにしなければと思った。
それで、白羽の矢が当たったのが、高校時代からの知り合いで、いまはスマホゲームで毎日アイテムを送っているYである。
彼に、わたしからのアイテムが送られてこなかったら、わたしの母に安否確認してくれるように頼もう!

だがそのまえに、わたしがいま、度の過ぎた危機管理で、あたまがおかしくなっていることを、彼に気づかせてはならない。
彼には簡単に、「ちょっと気になったから、頼めないかな?」とお願いしてみた。
Yは、「難しいお願い?」と尋ねたあとで、「いいよ。大好きなゆみのためだから」といけしゃーしゃーと言った。
この人はズケズケものを言うが、ちゃんと考えていて嘘がないので、信頼できる。

そのあと、わたしはこのことを知らせるために、母に電話をかけた。
「ということで、Yさんという人から電話が来たら、安否確認して」
「いいけど。じゃあ、わたしはどうなるの?」
「ママさんは倒れても、お腹を空かせた猫が、路地に行って鳴くから、隣のおじさんが気づくやろ」
「わたしがそっちに電話しようか?」
「いらんいらんいらん!!」

毎日、母親から電話なんて冗談、やめてよね。
あの人は、父が亡くなって一人になってから、へんにこっちになついてくるから嫌だ。
配偶者がいなくなったら、当然淋しいはずだけど、近くに住んでいるのをいいことに、べったり仲良し母娘を要求されたら、わたしの黄金の一人暮らし生活に、陰りが出てしまう。
もし、母が要介護状態になったら、わたしはどこへも行けなくなるかもだし、いましかないかもしれないのよ。

さてこうして、自宅で倒れたときの道を一つつくったが、孤独になるってこういうリスクを伴うものなんだなと、しみじみ思う。
毎日職場へ行って、誰かと必ず会って、ということをしない人は、何らかの手立てを打たなきゃいけないのかもね。
孤独死といっても、誰かいれば助かったのに、みたいな無念の死は嫌だよ。
用意できるリスク回避は、思いつく限りしておいて損はないと思う。

プロフィール

由巳ゆみ.

Author:由巳ゆみ.

2000年うつ病と診断される。
2010年躁うつ病と診断される。
現在は精神障害者として一人闘病生活を送っている。
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