LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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占いのトリック

uranai

昨日は、過去に受けた占いのことについて、思い出していた。
謎と思っていたものを掘り起こして、考察する作業をしているのである。

数年前、わたしはお見合いパーティに早く来てしまい、時間が余ったので、側にあった占いコーナーを見て、「どんなものなのかやってみよう」と、ただの好奇心で入った。
そこでまず、「人生と恋愛とどっちにしますか」と言われ、わたしはちょっと悩んでから恋愛を選んだ。
その後、名前と生年月日を書かされ、相手のそれも書くように言われた。

じつはその当時、付き合っていたといえるのは20歳年下の身体障害者のKで、彼とはお見合いパーティで知り合ったのだが、あまりに歳が離れているので、これは続かないなと思っていた。
こんな恋人とは呼びにくい人との恋愛を、どう占うんだと思っていたら、彼女はいきなり「あなたは頭のいい人です」と関係のないことを言った。
しかしわたしは、占いというものは、相手が出す情報をもとに、いかにも自分が予言したというふうに語るということを聞いていたので、そのまま反応せず黙っていた。
すると彼女は、Kの名前のところを指さし、「彼は、身体が悪い人です」と言った。
これにはわたしもちょっとびっくりして、「身体障害者です」とだけ言った。

その後、ほかにもいろいろ聞かされたが、正直言って、「それ、確証の持てないことか、誰にでも当てはまることですよね」の内容で、「占いって、もっとスパスパ切れるのかと思ってた」という感想だった。
というか、スパスパ切れていたのは前述2ヶ所だけだったのである。

わたしはいまになって、なんであそこを断言したのかなと考えた。
絶対、なにかヒントがあったはずだと記憶を辿ってみると、あの占いコーナーのあった場所が浮かび、もしかしてあそこの客は全員、お見合いパーティに早く来てしまった人じゃないかなと思った。
だとすれば、わたしが入ってきた瞬間、占い師は「いつもの客だ」と思ったはずだ。
でも彼女は、自分がもっともらしく名前を指さしているときに、わたしがそれを食い入るように見つめていることに気がつく。
「あ! この客はただ時間つぶしに来たんじゃない。占いとはどういうものか、知っていてわざわざ試しに来たんだ」
そこで彼女は、「あなたは頭のいい人です」と冷ややかに言う。
しかし心の中では、「わたしには、あなたの魂胆がよーくわかりましたよ」と宣言している。
そしていつも通り、「この人の年齢からすれば、出れるパーティは少ないはず。この相手は、前々回の障害者編で出会った人だな」と予想して、客を驚かせる。

ここまで考えて、わたしは、なるほど、そういうことかもなーと思った。
やっぱり、ちゃんと考えたらタネも仕掛けもあるよな。
そういえば名前も、Kには韓国名があるとか、下の名前は難しくて書けないだの言ったんだけど、なんでもいいって感じだったもんな。
文字を意味ありげにいじっていたのも、完全なポーズか。
それにしても、そういうの恥ずかしくないのかなー。わたしなら、赤面して冷や汗かくけどね。

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