FC2ブログ

LIFE,LOVE&PAIN

双極性障害・解離性障害をもつ女性の日記。人生っていろいろあるよね。

Top Page › 未分類 › 素晴らしいお母さん
2017-10-04 (Wed)  08:21

素晴らしいお母さん

mama

昨日は、何ということもなく、何かを考えていた。
そして、「Hドクターって、母親のことばっかり聞くよな・・・」と思った。

先生は、診察の毎回、「お母さんと仲良くやっていますか」と聞く。
まー当然、わたしの状態が悪いとき、家で大暴れしたから、ドクターとしては、家庭内の人間関係が気になるところだろう。
と、わたしは考えていたのだが、ふと、「違うのではないか」と閃いたのである。

「あの人、いつも”あなたのお母さんは、ほんとうに素晴らしいお母さんですよ”」と力を込めて言う。H先生は、超あたまがよくて、人の良し悪しの判別なんか峻烈だから、たぶん言っていることは正しいんだろう。そんな人なら、ふだん我儘ばかり言っている患者より、いたいけな家族の方に注目するのでは」

すると、視界が開けてきた。
双極性障害1型の患者をもつ家族って、それはそれは悲惨なものだ。
たぶん多くは、親以外残ってくれない。
毎日、暴れないかとヒヤヒヤと過ごし、暴れるたびに力の限り制し、命を削って生きていかなければならないのだ。

だからこれは、家族の問題でもある。
家族がヘトヘトになっている・・・、家族がこれ以上、こころの傷を受けないようにしなければ。
H先生はそう考えたのではないか。

「あり得る!」
わたしは、へーっと思い、「H先生って、名医やん!!」と感嘆した。
そうか、それでか・・・。
先日の診察のとき、やっぱり「お母さんと仲良くやっていますか」と訊かれて、わたしが「あの人、おしゃべりなんですよ。ペラペラと。それでわたしは、フーンフーンって言ってます」と答えたら、「フーンでいいんですよ」とカルテを見ながら言った。
この患者の訴えって、H先生からみると、いままで野獣に変貌していて、話もできなかった娘が、最近症状がよくなってきていて、母親が嬉しくて一生懸命話しかけている、という話になるんじゃないだろうか。
「よしよし、お母さん、楽になっているな。このまま、この患者は様子見だ」と、先生は評価したかもしれない。
うーん。とてもあり得る話だ。

それで思い出したのが、手塚治虫の「ブラックジャック」なんだけど、この漫画では子思い・親思いの人には、ブラックジャックはすごく情けをかけるんだよね。
あんな感じで、患者の母親=うちの母親は、ひたむきに「先生、お願いします。どうか・・・」と我が子のために、必死ですがったんじゃないだろうか。
それで、H先生は「患者はどうしようもない人間だが、このお母さんは素晴らしい人だ。彼女のためにひと肌脱いでやろう」って、考えたのでは。
なんか、きっとそうだって気がしてきた・・・。
わたしも、診察でバカやマヌケなことを言っていたらあかんなー。
まともな人間にならないと。

最終更新日 : 2017-10-04

Comment







管理者にだけ表示を許可