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変わっていく交友関係

ocha

昨日もずっと、憂鬱な気持ちで考えごとをしていた。
その合間に、漫画「美味しんぼ」をパラパラしていたんだけど、そのとき、登場人物たちが、座敷で宴会しているシーンに目が留まった。

「元彼Sちゃんちの母屋は、50人で宴会ができるって言ってたけど、たぶんこのくらいの広さはあるよね?」
すると、連鎖的に「玄関の広さもこのくらい?」「お母さんが住んでいる部屋はあのへんかな?」「こんな感じの和風庭園がある?」と想像してしまって、結論的に「それって御殿じゃん」なのだった。
御殿っていうか、旅館と言い換えることもできるな。
わたしはこんなに貧困なのに、世の中には、こんなに裕福な人がいるんだ。
もちろん、裕福だって負債を抱えていれば、それほんとうの裕福かっていう話になるけど。

最近、Sちゃんはお父さんが亡くなり、名実ともに一族の当主となった。
だから、次々と人が現われて忙しいらしい。
「葬式に呼ばなかった人が何人も来るから、休みがないのよ」と言う。
「それ、いつ終わるの?」
「わからん」

わたしは、今年中はまず絶望的だなと思った。
Sちゃんは、唯一わたしを外に連れ出してくれる人なのだが・・・。
でも先日考えたんだけど、この人をあまりあてにしてはいけない。
わたしにとってSちゃんは、なんでも知っている辞書で、よいことを教えてくれて、尊敬している人だが、それ以上ではない。
向こうにとっても、わたしのことは、たまに食事に誘ってあげて、楽しく会話をすればいいキャバ嬢なのである。
あんまり期待したり甘えたりすべき人間じゃないんだよね。
でも、Sちゃんは大人だから、突き放したりしないので、どうしても困ったときは、頼ってしまうという形になる。

だけど、これからはどうなるんだろうなと思う。
わたしがもし、Sちゃんにかまってちゃんをしなくなったら、Sちゃんは忙しさのあまり、わたしのことを忘れてしまうんじゃないだろうか。
あっちは仕事も当主も孫もあって、大変なのだ。
他人に目をくれてやる暇なんかないような気がする。

わたしは、しんどい想像をしてしまって、考えを進めた。
「でも、数年前の自分の交友関係を見てみ? いまとやっぱり違ってるやん。いまのまま、数年先までずっと一緒ってことはないよ」
そうだな、と自分に慰めるように思う。
このままの人間関係で、3年後にいるわけがない。
こういうのって、あまり自力で変えようとしたりしない方がいいんだろうな。
ひたすら、巡り合わせみたいなものを待つしかないんだろうな。
由巳ゆみ.
Posted by由巳ゆみ.

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