LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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気分障害の波



昨日は診察日だった。
H主治医がどうですか? と聞くので、わたしは「また、将来の不安が出てきました」と言った。
「まあそれはね、いざとなったら生活保護もあるし、ご両親も少しは財産残してくれるやろ」
「そうですね。負の財産がないからいいですけど」

そんな話のあとで、先生は 「最近はネットで、出会い系などしてませんね」と事務的に言った。
そこでわたしは、ハイと言わなかった。
なぜならわたしは、出会い系のサイトに入ったことはなかったからだ。
代わりに言ったのが、これだった。
「気力がなくて、もうそれどころじゃないです。電車に乗ってどこかへ行こうとしたけど、結局いま、電車なんかとんでもないって感じです」
すると先生は言った。
「電車に乗れないのに、ここまで来て頂いてありがとうございます」
「いや、ここはルーチンワークですから」(←ケロリ)

たぶん、先生の頭の中では、「この患者は、A型作業所を勧めても行かない、自分で決めた通勤電車リハもしない、まったく口先だけだ」と考えているに違いない。
さらに、「こっちが言った皮肉も通じてない。出会い系サイトもまた入るだろうな」 と思っているんだろうな。
もっとも、先生の優秀な頭脳は、遠心分離機で見えないので、この予想は外れている可能性もある。

その後、どんな1日を過ごしているかの聞き取りをされたが、つまるところ、一日中何もしていないということを、カルテに書かれただけだった。
たぶんこの、日常生活の過ごし方は、障害年金の診断書作成にあたり、重要な部分であると思われる。
なぜなら、障害年金の等級を決めるのは、症状の重さではなく、日常・社会生活に、どれほどの困難があるかが指標となるからだ。
だからといって、もちろん嘘の申請はいけない。
嘘の申請をしている人もいるけど、たぶん目利きの 先生の前では、バレているだろう。
しかしわたしの場合は、何もかも正直に言っているがために、先生に嫌われている気がする。
仕方ない・・・。

とりあえず最後は、にこやかに診察が終わったので、まーわたしの体調は、良いということなんだろう。
そりゃ頭の中が、活火山のように噴火して、暴れ狂っていた頃に比べると、いまは凪のように穏やかだ。
一日中、何もしないバカになっているけれど、こっちの方が健全だよね。

それにしても、いつになったら、やる気が戻ってくるんだろう。
自分の気分が、コントロールできない、まさに気分障害ってやつだな。
普通の人は、「そんな波は、自分にもあるよ」って言うけど、じゃあなんで病人は、精神科で「就労不可」の診断が下るのか、少し考えて欲しいと思うんだよね。
わたしは昔、健康で楽しかった頃みたいに、ずっと凪でいたい。
そうすれば、いろんなことができるようになると思うのに。
死ぬまでに、そんな極楽を再体験できたらなって、ときどき虚しく考えるんだよね。

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