LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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ドクターの見立て


昨日は、診察日だった。
父の看護で疲れていたわたしは、H主治医にその日常を伝えた。

「もう、親戚を呼ぶように言われてるんです」
「ふーん。そしたら、年越せるかどうかやな」
「昨日は、新聞読んでました」
「え」
「母は、看護師さんに『そんなにオロオロしてたら、旦那さんが不安になります』って言われてるのに、『看護師さんはわたしらを見捨ててる』とか言って、医療サイドを信頼してないんです。それをわたしがフォローしたり、それから、そのことを父に言うので、それもまたフォローしたり、疲れるんです」
「ふーむ」
「病気がいま、調子がいいからよかったですけど、悪かったら最悪ですよ」
「そうやなあ」

H先生は、ほかにも、ふーんとひと通り聞いた後で、「まあ、母親を娘がフォローしてるということやな」と言って、カルテにポンと判子を押した。
そのときわたしは、急いで言った。
「あの、もしものために、薬を1ヶ月ぶんもらえませんか」
すると先生は、半笑いで「あかんあかん」と言った。
「え? でも急変したら」
「急変はしません!」
そしてニッコリと、「もしものことがあったら、⚪⚪さん(わたし)の家まで、サービスで届けますよ」と言った。
「えっ、そんなサービスあるんですか」(←バカ)
「⚪⚪さん(わたし)のためなら、やりますよ」
そして先生は、今度は大輪の笑みを浮かべたので、わたしはようやく、父がまだ死ぬような状態ではないことを悟った。
言われてみればそうか・・・。
瀕死の病人が、新聞なんか読むわけないよな。

改めて思ったが、わたしも母と同じく、頭がヒートアップしているのかもしれないな。
正常な判断ができないって、今後のためにまずいよね。
たぶん、これはほんとうに、素人判断しないで、全部プロである看護師さんに、任せた方がいいんだろう。
家族は、余計な心配をする役割じゃないよね。

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