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LIFE,LOVE&PAIN

双極性障害・解離性障害をもつ女性の日記。人生っていろいろあるよね。

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2017-11-28 (Tue)  10:13

氷水とトイレの意思表示

chahhan

昨日の夕食は、チャーハンにした。
母と話し合って、「今日は買い物はやめて、残り物にしよう」ということになったのである。
朝は、父の入浴介助、昼は点滴と、一日慌ただしかった。
わたしは、にんじん・タマネギ・ハム・ネギ・卵・ご飯を炒めて、フライパンから各自よそうようにした。

「ちょっと早いけど、食べよう」と言って、母と二人で食卓についてまもなく、父が部屋から「おおー」と呼び声が聞こえた。
「はぁーーい!」と大声を上げて、二人でドタドタ駆けつける。
これには父も、「そんなに急がんでもええのに・・・」と少し前に言っていたが、ほんとうにそうかもしれない。
でもやっぱり、動けない病人を待たせるわけにはいかないと思う。

介護もだいぶ慣れてきて、だいたい呼ばれるのは、氷水かトイレだから、どっちなのかを聞く。
でもこのときは、「もう寝るから、薬を飲む」だった。
父・・・、日に日に、声も動きも鈍くなって、意思表示が難しくなっていくな・・・。
やがて、意思表示ができなくなったら、なんとかして、それを読み取る勘を養わなければ。
伝えたいのに伝わらないもどかしさって、結構辛いと思うんだよね。
だからいまのうちに、どういう表情・仕草がなんのサインなのか、勉強しておく必要があると思うんだよね。

父は、氷水をとても美味しそうにごくごく飲む。
ほんとうは、こういった消化器系の患者は、あまり飲んじゃいけないそうだが、こんなの制限したら、砂漠で乾けって言ってんのと同じじゃん。
看護師さんに、「このコップ1杯飲んでます」と言ったら、「えっ、こんなに?!」と驚かれたが、「このコップ、好きなんです。光るから」と答えると、「美味しそうに見えるんやね。じゃ、飲んでもいいですよ」と言われた。
もう死ぬんだから、好きなようにさせてあげてくださいってところだろうな・・・。
ある大腸ガン患者さんは、死ぬ間際に、湿らせた綿を口に当てたところ、一気に水を吸ったそうだが、喉が渇いて苦しかったんじゃないかと勝手に想像してしまう。
だからつい、わたしは、最後の楽しみの水だけは、と考えてしまうのだ。

父の容態は、先週、呼吸が荒くなって危ないんじゃないかと思える日があったが、いまはちょっと安定しているのかな? と思う。
母によれば、口を開けば不平不満ばかりだそうで、わたしにも「お母さんはなんで、あんなにバタバタするんや」と、小さくつぶやいていた。
願わくば、こんなふうに「死ぬ前日まで、文句ばっかり言ってました」というパターンがいいな。
とにかく、本人が望んでいたように、「楽に」がいちばん大切なんだよね。

最終更新日 : 2017-12-31