LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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父の死と残務処理

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昨日は父の介護ベッドを返し、母と保険などの書類整理に追われていた。
父は、ガンとわかる直前に、なにを思ったか保険を一部解約してしまったそうで、母はそのことでぶつぶつ言っていた。

「でもまあ、お父さん、葬式代も財産もちょっと残してくれたし、よかったわ」
「財産?」
「まあ、なんとかなるわ。大丈夫やろ」
「・・・」

働けないわたしにとって、親の財産がどのくらいあるかは、将来のために重要だ。
いくら持っているのか知りたいが、まったく教えてくれようとしない。
相続権を主張する気はないんだけどな・・・。
額は知っている方が、やりやすいんだが・・・。

車は、隣に住む叔父に譲ることになった。
母は、「愛着のある車やから、その方がいいわ」と言った。
擦り傷だらけの、いかにも高齢者が乗っていましたというヘナチョコ車。
父は、もともとは安全運転で、車に傷をつけたりしなかったのだが、高齢になってから、急に車のあちこちに擦り傷をつけるようになった。

そんなふうに、なんだかんだしているうちに、一日があっと言う間に過ぎてしまった。
わたしが放っておくと、母はごはんと漬物だけ、みたいないい加減な食事をするので、ちゃんと食べなきゃ駄目だと主張して、夕ご飯はトンカツにした。
母は、「お父さんにそっくりやわ」と言って笑ったが、確かに似ているところはある。
わたしも父も、時間や食事に関してだらしないのが嫌いなのだ。
母の、もそもそ残飯ばかり口にしたり、時間に限らずお菓子を食べたりしているところが、見ていてなんとなく不愉快なのである。

ごはんを食べたあとで、母とこれからの残務処理や予定を確認した。
なんだかまだ、ふつうの日常会話ができる状態じゃない。
ふつう、が戻ってきていないのだ。
母はまだ、お父さん、お父さんと何かにつけて言っているし、とうぶん平穏な日は来ないんじゃないかな。
わたしは父の看護以降、相変わらずまだ疲れたままだが、早く日常を軌道に乗せたいと思う。

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